全日本ロードレース 第6戦 鈴鹿ラウンドレポート

前 説


 9月26日に鈴鹿サーキットにて開催された全日本ロードレース選手権 第6戦に出場しましたので結果を報告します。

前回の第5戦 SUGOラウンド終了後、「結構、走っているから(走行距離3000Km)そろそろエンジンのオーバーホールせんとまずいぞ」と、いうことでメカニックと相談し、鈴鹿での練習走行までのたった1週間の間に、オーバーホールを決行することになりました。(ちなみに、トップチームは当然のように毎レース後 オーバーホールしています。財力の差ですな!)

 ピストンやコンロッドを交換しなければならなかったので、エンジンは「こんなんで ほんまに間に合うんかいな」と思ってしまうほどの全バラ状態。ウィングよしいさんのスペースをお借りし、まさに連日連夜、夜中3時4時は当たり前〜。といった感じで作業を重ね、何とかギリギリ間に合わせることが出来ました。
 今回のこのオーバーホールにあたっては、ゴッド高木メカに言うに及ばず、野崎メカの武藤君、そして、特にウィングよしいの吉井さんには、場所を提供していただいただけではなく、エンジンを途中まで組んでいただいたりと、とても力になっていただき、ありがとうございました。心からお礼を申し上げます。



 練習する中で、ヘヤピン後の新設シケインとスプーンカーブ、最終シケインの立ち上がりで、他のライダーよりも遅いという事がわかりました。立ち上がるときにアクセルを開けるタイミングが他のライダーよりワンテンポ遅いので、結果、引き離されてしまうというのが要因です。


 いかに早くバイクの向きを変え、早くアクセルを開けられるかが速く走れるポイントだと認識しました。



 合同走行


あいにくのウェットコンディションでした。意外にも鈴鹿での雨の経験は全くなかったので、「どんなもんかいな?」と様子見で走行を開始しました。

始めは、さすがに130Rなどの超高速コーナーへのアプローチに「ビビリ」があり、周りから「何、とろとろ走っとんねん」と言われてしまいそうでしたが、後半、ようやくいい感じで走れるようになりました。「雨のほうがいけるんちゃうか?」と今度は果敢に?攻めた走りをしてみました。
                     ・・・・・・・・・・・しかし・・・・・・・・・・

それが仇となったのか、デグナー1個目進入で、リアから滑り、痛恨の転倒を喫してしまいました。

  「あ〜あ・・・倒しすぎか、寝かしすぎか(どちらも同じ意味ですが・・・)」

体が平気だったのは何よりも救いなのですが、バイクはまたまた、痛いダメージを負ってしまいました。
シートレール、サイレンサー、メーターステー、ラジエターといった、高価なものばかりが「グッシャリ」となってしまいました。

手持ちのスペア−パーツではすべてを揃える事が出来ず、無理を言って加藤直樹選手にシートレールを、
ウィングよしいさんにラジエターをお借りしました。この場を借りてお礼を申し上げます。 ありがとうございました。

それらのパーツを、合同走行2本目までのわずかな間に、野崎メカの武藤君に組んでもらい、何とかバイクを仕上げることができました。そして、大雨の中、車体がまっすぐに走るかどうかをチェックをし、「よっしゃっ、大丈夫や」と、
明日の予選に備えました。




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